■アゲハの幼虫の飼育と観察■ ![]() 蝶は幻想的で美しいですね。 幼虫の愛らしさにも飼い始めると夢中になりますよ。 飼育〜羽化への道、秋の幼虫の冬越しについてを ここでは記しています。 2003/06/24作成 2010/01/02更新 2022/02/03更新 ■アゲハの幼虫の探しかた■ 飼育してみよう!アゲハの小さな幼虫はどこにいるのかな? ![]() チョウの幼虫は、その種類によって好んで食べる植物(食草)が決まっています。 葉なら何でもいいというわけにはいきません。 タマゴや幼虫がついていた木の種類の葉だけを、 たくさんあげてください。 自宅の庭以外の場所で見つけたひとは、 どの場所の、どの木で見つけたか しっかり覚えておいてくださいね。 おなかを空かせたりしないように 常に新鮮な葉を用意して与えてあげてください。 しおれたり水分の無くなった葉は食べません。
食べたアトなどがあれば幼虫のいる可能性大です。 たいてい葉の先端から、かじって食べます。 葉の真ん中に穴をあけるような食べ方はしません。 さて、幼虫は見つかりましたか?
おりしもこの方、脱皮中! 頭が小さくお面のようにズレているので 脱皮中だとわかります。 皮と一緒に、お顔もお面を外すように ホロリと脱皮します。 ![]() みかんの花咲く中ひっそりと眠る3令幼虫@2005年5月20日 ![]() 庭に食草を植えると成虫が飛んできて タマゴを生んでくれるかも知れません! (マンションの8階に住んでいた時も鉢植えのミカンに アゲハが飛んできて、タマゴを生んだ事があります。) 連れ帰る時は体をつかんだりせず、枝ごと持ち帰ります。 体をつかむと、幼虫の気門に人間の手の脂分などが付着して育っていけなくなることもありますので、絶対にやめましょう。 どんなにかわいくても体をつかんだり、撫でたりはよくないです。 (食草を入れ替えたりする時手に伝ってくることがありますが、 そうした時に手につたわせて観察するのはOKでした。)
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