■桔梗の花の育て方■
花言葉 変わらぬ愛

2003/07/05撮影
キキョウ ・・耐寒性多年草・・
花の色
紫青・白色の混合
草丈
40cm〜70cm
まく時期
春まき4〜7月・秋まき8〜9月(暖地向き)
楽しみ方
切花用・花壇・プランター
開花期
春まき…4〜7月
秋まき…6〜9月(翌年)
適地・用土
日当たり、水はけ、風通しのよい土地を好みます。
鉢植えは赤玉土の単用か、
赤玉土に腐葉土を2割ほど混ぜて植え、
日当たりのよい棚に置きます。
植え付け
株間は20cmくらいがよいでしょう。
水やり
水はけ良く植えて、たっぷりかん水します。
病害虫
乾燥するとハダニが発生して葉を枯らします。
ケルセンなどの殺ダニ剤を散布してください。
植え替え
花壇に植えたものは植えっぱなしで何年も
楽しめますが、ネマトーダが寄生すると
根にコブができ 株が衰えてしまいます。
土壌消毒をして、新しい苗を植えてください。
鉢植えは早春の芽が出る直前に植え替えます。
繁殖
株分け・さし木・実生・
秋に採取した種子を翌年4月にまきます。
株分けする時は、切り口をよく乾かしてから植えてください。
植えたまま越冬
根元まで切り詰めても次の春にはまた新しい芽に会えます。
11月下旬頃剪定し-4℃の戸外で越冬、3月に芽吹きました。
日本の山野に自生する多年草で
野生種のほかサミダレキキョウなど
いくつかの園芸品種があります。
秋の七草のひとつですが
園芸種の花期は6月ごろです。
学名プラティコドンは広い鐘の意味で
花の形から名付けられました。
江戸期には「朝顔」と呼ばれていました。
■ 2009年・成長記 ■

2009年3月22日
12月に剪定した後 一旦影もかたちもなくなりましたが
3月に芽が出てきました。ふたり並んで、なかよく成長中!

2009年3月27日
ぐんぐん大きくなってきています、
元気いっぱいです。
向き合って手をひろげて、
まるでお話しているみたいですね。
株間をもう少し広くとりたかったんですが、
こんなにも嬉しそうなので植え替えはやめました…

2009年6月21日
片方の子が5月中旬の朝に折れていました。
しかし根元からの3cmは葉も茎も傷つかず残っていました
カットしてそこからまたスタート。
力をつけてもらう為、液肥を注しておきました。
1週間後に葉の間から新芽が出てぐんぐん伸びはじめました。
(写真手前側の背の低い方が一度折れた子です。)
もう片方の子は 一足先に沢山のつぼみをつけています。
背が高くつらそうなので支柱や竹ひごで支えつつ育成です。

6月はじめに葉ダニも発生しましたが、
根気よく退治していき今は1匹もいません。
ずいぶんと太く強くなったものです。
(写真左側上部・縦に入ったキズがあるのが、
一度折れた子のほうです)

2009年06月23日
第一弾咲きました!今朝咲きました。
前日のつぼみはとても大きかったです


他のつぼみたちも続々準備中です。液肥をさして、エールを送ります

折れた子にも、つぼみができています。
(写真で黄色くポツポツしている部分のある葉は、
ハダニを発生させてしまった時の後遺症です。)
2009年7月2日
ひとつの株からつぼみがたくさん。
次から次へと元気に咲いていきます。
2003/07/04

2013/09/22
■おまけ■
私は小学校3年生の頃、山の中の住宅地に引っ越したのですが
そこはキノコしか生えない痩せた土地でして
買って来て植えた木はことごとく枯れてしまっていました。
翌年 ある夏の朝。庭の松の木がようやく根付いた頃
松の影にひっそりと咲く桔梗を見つけ、
家族で喜びあいました。
キノコしか生えてこなかった、うちの庭に初めて咲いた花。
それから代々、毎年同じ場所に咲き続けてくれます。
強さを秘めた可憐な野の花です。
・・2011年・・

2011年04/20
庭で桔梗の新芽がようやっと出ました

2011年05/05
大きくなってきました。
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